焚き火をしたり自然と触れ合えたり楽しいキャンプですが、テントの乾かし方に苦労される方も多いのではないでしょうか。
雨が降っていなくても、朝露などでテントが濡れることが多くあります。
しかし、しっかりと乾かさないとカビてしまったという悲惨な状況になる可能性もあるのでテントを守るためにもしっかりと乾かすべきですよね。
そこで、テントの乾かし方をご紹介します。
現地で乾いてしまえばいいのですが、チェックアウトの時間も決まっているので、その場で乾かしきれないこともありますよね。

状況に応じて試してみてくださいね!
また、テントを乾かすときに大変便利なアイテムもありますので最後までチェックしてみてください。
テントの乾かし方とは?干し方のコツをご紹介!
テントの乾かし方にはコツがあります。
そこで、いくつか干し方をご紹介します。
前提として、天気のいい日や撤収までに時間がある時であれば、ベンチレーションを全開にしたり入り口を跳ね上げたりととにかくよく乾かします。
特にインナーテントは濡れやすいので、しっかりと干して乾かすようにしましょう!

テントによっても最適な干し方は異なりますが、参考にしてみてください。
テントを解体して干す
テントを少し解体してから干すという方が多い印象です。
特に濡れている箇所を中心に日光に当てて干していきましょう。
さて、テントを解体して軽く干すと。
東京は雨らしいけどこちらは日差しがあってラッキー。
夜はこちらも結構な雨降りましたけどね。 pic.twitter.com/4VvUpyvZoq— spidey (@spidey_1962) July 2, 2021
以前フォロワーさんに教えてもらったこのテントを乾かす方法めっちゃ良かった🤩
ペグ2本だけさしたままにすれば風が無い日だったら全然大丈夫!
皆さんのちょいテクがあれば教えて欲しいです📷🥺
(すみません、画像載せ忘れていました) pic.twitter.com/JRUpGcT5jI— PYKES PEAK - パイクスピーク (@PYKESPEAK_JP) June 25, 2023
ポールとロープで干す
ポールとロープで干すという方法も一つの手です。
区画サイトでは難しいかもしれませが、広いサイトで干す場所が確保できれば、物干し竿のように干すのもいいですね!
冬キャンプ無事終了🏕
雨も朝方ようやく収まり
テント乾かすのに、ウイングポールを物干し竿のようにして
全力で乾かしました。濡れたテントの処理は、大変なので
晴れた事に感謝😌今回は、いい経験が出来た
初冬キャンプだったな。 pic.twitter.com/AIqt8Wb6ZF— Tatuya (@tatuya_camp) December 6, 2020
ひっくり返して干す
地面側がなかなか乾かないので、ひっくり返して干す方法もあります。
ソロキャンプなど、テントが小さめな場合はひっくり返せるのでしっかりと地面側を乾かしていきましょう。
ちょっと前にキャンプした時のテントの乾かし方。初日大雨でも撤収が晴れれば大抵楽しい日になる。#nordisk #coleman #kari20 pic.twitter.com/1j5yPHw8iU
— JunIzawa 井澤惇 LITE (@bass138) October 23, 2020

そもそも、地面は濡らしたくない!という方はグランドシートを敷くことをおすすめします。
オレゴニアンキャンパーなどのグランドシートは撥水性が抜群なので、インナーテントの下などに敷いておけば、撤収もかなり楽になります。
また、底冷え対策にもなるのでできれば敷いた方がいいでしょう。

グランドシートはメーカーや大きさ、デザインも選べるのでご自身のテントに合わせて決めることが出来ます。
ちなみにグランドシートは撥水性も高く濡れてもすぐに乾きます。
工夫をしながらも、キャンプサイトで乾かしていくと後々楽ですね。
冬のキャンプはストーブを活用しよう
冬のキャンプの場合はストーブを活用することでテントをしっかりと乾かすことができます。
ストーブを移動させながら濡れている個所を乾かしていくと、より早く撤収が可能となります。
現地でしっかりと乾かしたい場合は暖房器具なども活用するといいですね。
雨の日や家でのテントの干し方はどうする?
撤収日に雨の日の場合は現地で乾かすことは不可能です。
雨の日や撤収までに時間があまりない時はテントを丸めて持って帰り、晴れた日にベランダや庭で干します。
皆さん工夫をしながら干されているのでぜひ参考にしてみてください。
撤収時が大雨だったので、ベランダでテントを干す……乾かすまでがキャンプ……(笑)#キャンプ #キャンプでお酒 #焚き火 pic.twitter.com/2kfxWhhefd
— エスエフ@北海道十勝 (@campoyajii) September 24, 2019
乾かすために庭にテント張る pic.twitter.com/lk6AeQ4W5a
— Åyano♪ (@AkashiMecAya) May 2, 2019
雨撤収をしてきて庭でテントを乾かすという「てい」でBBQ pic.twitter.com/qhDVMZvzKN
— ワッキー (@junglegym_wacky) May 2, 2020
干しながら、家でもBBQなどでキャンプ感を味わうのもいいですよね。
二度楽しめる感じがします。
車を使ってテントを乾かすと
なんか良い pic.twitter.com/STQnaqamIv— Kokky-K@1分映画批評 (@12paku) September 18, 2018
S660でのテントの干し方の解答を見つけた!! pic.twitter.com/hWJNP503Jj
— いすた (@zerokubo) December 1, 2019
ガバオタク流テントの干し方
①庭にバイクを並べます
②バイクにテントをかけて干します pic.twitter.com/2tqSOWiWkw— おぺら (@OperaLegend) January 5, 2022
ファミリーテントは特に大きいので乾かすのも大変です。
庭やベランダ、車やバイクなどを利用して干したり近くの公園へ行って干したり工夫をしながらしっかりと乾かしてテントをカビから守りましょう。
大体半日くらいをめどに干していくといいですね。
自宅内でも干せる!マンションの方も必見
庭で干せない場合やマンション等ですと、家の中で場所を確保して乾かしたりしなければなりませんよね。
小さいテントなら乾かしやすいのですが、ファミリーテントは工夫が必要です。
外は雨☔
テントの干し方
上手に出来たと誉めたい! pic.twitter.com/gu3B37LPug— 🌴酒の切れ目が縁の切れ目🎮 (@kiremenosake) February 13, 2022
濡れたテントを乾かすために家の中でテントを組み立てる男 pic.twitter.com/KcIROd06w2
— あるよ (@prometech_on) August 13, 2020
家の中でテント乾かすとデカすぎてスケール感バグる pic.twitter.com/fGcRH9rCoq
— ユキ凹 (@fcfeva) October 25, 2021
家の中がしばらく狭くはなってしまいますが、場合によっては床暖房やエアコン、扇風機などを活用しながら撤収からなるべく早めに乾かしましょう。
テントをしっかりと干すことはもちろんですが、テントを乾かすときに大変便利なアイテムがありますのでご紹介します。
テントを乾かす時の救世主はこれ!ブロワが活躍
テントを乾かすときに便利なアイテムは、『ブロワ』です。
ブロワとは
気体にエネルギーを与えて圧力を上げ、速度を増加させて送り出す装置(送風機)のこと。
強い風で水分を吹き飛ばしてくれます。
テントを乾かすことに使えば、撤収も楽になりますし乾くのも早くかなり効率的です。
洗車完了🚘✨
マキタのブロワーで水滴吹っ飛ばして軽く拭き上げたらめちゃくちゃ時短‼️
キャンプで使ったテントとかグランドシートとかについた落ち葉や汚れもあっという間に吹っ飛ばせるよ🍃
PCのキーボードの隙間に入ったホコリとかも一瞬で吹き飛ばせるよ⌨️
いや、マジで最強💨 pic.twitter.com/XBOv0bKaWH
— えと🏕☕️アウトドアコーヒー☕️🔥 (@EtoBlog) April 30, 2020
また、エアーマットなどの空気入れにも使えますし火おこしにも使えます。
また洗車後の水ぶき代わりやほこりを飛ばしたいときなどいろいろと使えるので、一石二鳥です。

ブロワについてより詳しく知りたい方はこちらをチェックしてみてくださいね。
関連記事:テントを乾燥するにはブロワが本当に便利!火おこしや掃除も楽々
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テントを乾燥するにはブロワが本当に便利!火おこしや掃除も楽々便利アイテム
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ブロワーといえばマキタ製品が人気ですが、マキタの充電器でスノーピークのかっこいいデザインのものも使用できますよ!
関連記事:マキタのポータブル電源はキャンプでも活躍できる?マキタ製品に注目のワケとは
プロ任せ!テントのクリーニングもある
テントって実はクリーニングに出せることをご存じでしたか?
2年に1度、1年に1度などの頻度でクリーニングに出すだけでもテント本体が長持ちします。
撥水加工によりカビ防止だけでなく、テントの永久性も伸びるのでおすすめですよ。
テントをクリーニングしてくれるところもご紹介します。
テントクリーニング.com
出典:公式サイト
国家資格クリーニング師12名、修理職人8名がサポートされている「テントクリーニング.com」さんに任せれば間違えはなさそうですね。
複数の職人でテントを空中に浮かした状態で仕上げる「立体マルチ仕上げ」を行っています。
テントのシワ取りだけでなく、蒸気による殺菌、抗菌、撥水加工の向上効果もある大切な工程です。
テントクリーニング歴20年の熟練職人が担当致しますので仕上がりに絶対の自信があります。
また、テントやタープ、シュラフの修理も同時にしてくれるようです。
年間3000点以上の修理をされているようなので、安心して任せられるのもいいですね!
ヤマトクリーニング
新潟県にある株式会社大和屋が運営している「ヤマトクリーニング」
洋服などのクリーニングからテントのクリーニングまで、テントクリーニング4000万枚以上の実績をもつ「ヤマトクリーニング」は創業60年以上の老舗業者です。
生活に密着したサービス産業として創業以来、お客様のニーズにお応えし、お客様の満足と信頼を最大にすることを目指しています。ホームクリーニングにおいては、地元地域での活動はトップです。
一つずつ丁寧に対応してくれており、お客様からの信頼も厚いようです。
またテント以外にも、寝袋やインフレーターマットなど対応してくれます。
信頼と実績のある業者でしたら安心できますね。
そらのした
アウトドアの専門クリーニング店である「そらのした」
キャンプや登山、スノーレジャーなどアウトドア専門のレンタルをしている会社です。
山梨県に2店舗あり、多くの方がレンタルの利用もしています。
そんなアウトドア専門だからこそ、テントに関してもこだわりをもってクリーニングをしてくれます。
お返しするテントは綺麗というだけでなく、その綺麗さが持続する抗菌加工や、非常に高いレベルで持続する撥水加工が使用しても長持ちします。特に撥水性に関しては研究を尽くして開発した撥水力ですので他社が実施するものと別次元の撥水加工となっています。
テントだけではなくスノーウェアやレインスーツなどもされており、実績や信頼もあるところも安心できますね。
テントを乾かす方法は?まとめ
キャンプ場でやること
✅テントを解体して干す
✅ポールとロープで干す場所を確保して乾かす
✅ひっくり返して干す
冬場はストーブを活用したり、自宅でも工夫をしながらしっかりと干していきましょう。
また、グランドシートを敷いたりブロワを使うなどなるべく早く乾かすようなアイテムを活用するのもおすすめです。
場合によってはプロにお任せし撥水加工などもしてもらうのもいいかもしれませんね。
次回広げたときにカビてしまっている!といった悲惨なことにならないためにも、しっかりと乾かしておきましょう!