ポータブル電源はキャンプでも注目されています。
なぜならポータブル電源があれば季節問わずキャンプが楽しめ、キャンプ場でも使いたい家電製品を取り入れることにより、今のキャンプよりも快適に過ごすことができるからです。
しかし、ポータブル電源は決して安いものではありません。
安いものは安いなりの理由もあります。
ただし、選ぶポイントによっては安く手に入れられるものもあります。
しかし、数多くある製品の中で安いものを選ぶのは大変ですよね。
そこで、ポータブル電源をキャンプで使用したい方の為にコスパが良く本当におすすめなもの厳選10選をご紹介します。
ポータブル電源をキャンプで使いたい!安いものはある?
ポータブル電源をキャンプで使いたい方におすすめの安いものをご紹介します。
数ある製品の中で、安いものを選ぶのは大変ですよね。
そこでまずは、安くするポイントを抑えておきましょう。
容量を小さくする
ポータブル電源の価格は容量によっても変わってきます。
容量が大きくなればなるほど、価格も上がるといったイメージですね。
ポータブル電源の容量は「Wh(ワットアワー)」であり、1時間の消費電力で表します。
例えば30Wの扇風機を8時間使用したい場合
参考
30W×8H=240Wh
ということは、ポータブル電源の容量は240Wh以上のものが必要となります。
このように使用したい電化製品を思い浮かべながら選ぶと、必要な容量が決まってきます。
使用する家電製品のワット数をなるべく抑えたり「弱」で使用するなど工夫をして、容量がコンパクトでも対応できるようにするのも安く抑える時のポイントです。
ちなみに、容量別での相場はこちらです。
【ポータブル電源】容量別での相場
容量 | 相場 |
200~300Wh | 2~4万円 |
400Wh~500Wh | 4~6万円 |
600~900Wh | 5~10万円 |
1000Wh~ | 12万円~ |
メーカーにこだわらない
ポータブル電源は数多くのメーカーが取り扱っています。
始めからメーカーを絞ってしまうと、選択肢が定まってしまうことや後々の後悔にも繋がってくるので、価格を抑えたいときはあまりメーカーにはこだわらなくて大丈夫です。
各メーカーによってポータブル電源の性能はもちろん、ポート数や仕様が変わってきます。
まったく同じ商品はないので、まずはメーカーにこだわらず機能面や使いやすさも重視していきましょう。
セールを活用する
ポータブル電源は定期的にセールを実施しています。
ポータブル電源の大手メーカーである「Jackery(ジャクリ)」や「EcoFlow(エコフロー)」「BLUETTI(ブルーティ)」は、定期的にセールを行っているので必見です。
通常の10~45%OFFといった、かなりお得にゲットできる可能性があります。
安いものには理由がある!ここには注意
どんなものでも言えますが、安いものには安い理由があります。
使用してすぐに壊れてしまっては意味がありません。
後々に後悔しない為にも、注意点を理解しておきましょう。
無名なメーカーである
近年ポータブル電源の市場は右肩上がりで、世界中から注目されています。
そんな中、あらゆるメーカーからもポータブル電源が発売されていますが、中には安全性よりも売上だけを重視する悪手なメーカーも存在します。
有名なメーカーをはじめ、多くは中国で作られています。
電子産業が盛んな中国で開発され、製造されているものが多いのですが、中には怪しいものもあるので注意が必要です。
ポータブル電源は10年以上持つものや2~5年保証期間がしっかりと設けられているものも多いです。
保証がなく、1~2年で壊れてしまったら元も子もないですよね。
注意ポイント
安いからという理由で、安易に保証もないよくわからないメーカーのものを購入するのはおすすめできません。
保証やサポートがしっかりしているか
先ほどと重複しますが、メーカーによっては保証期間やサポートが充実しているものもあります。
特に「Jackery(ジャクリ)」や「EcoFlow(エコフロー)」「BLUETTI(ブルーティ)」「Anker」「PowerArQ」などは保証期間が2~5年あり、日本法人もあるので日本語でしっかりとサポートしてくれますよ。
ポータブル電源は精密機器なので、初期不良といったものも発生してしまいます。
そういった時に問い合わせ先がないと、返品や交換等ができません。
こういった可能性も含めて、保証やサポートがしっかりしているかどうか、購入前に確かめる必要があります。
正弦波かどうか
ポータブル電源を選ぶ際に、正弦波であるかどうかも重要なポイントです。
ポータブル電源から流れている電流には正弦波・矩形波・疑似正弦波があります
この波形によっては、使用している電化製品の故障に繋がる可能性も考えられます。
本来、コンセントから流れる波形は正弦波となっています。
しかし、中には安価という理由で矩形波や疑似正弦波を使用しているポータブル電源もあります。
ポイント
中には使用できる電化製品もありますが、わざわざ矩形波や疑似正弦波を選ぶ必要はありません。
これから購入する方は「正弦波」であることが確認できるものを購入しましょう。
ポートの数もチェック
ポータブル電源の「ポート」の種類は、ものによって変わってきます。
数も異なりますので、一度に色々な電化製品を使用したい場合や必要なポートが対応できるかどうかもチェックしてみるといいですよ!
ポートの種類
- AC(コンセント)ポート:家庭用コンセントと同じ二つ穴形式のもの
- DCポート:ほとんどはシガーソケットタイプとなっている
- USB-Aポート:スマホやタブレットなど
- USB-C(Type-C)ポート:新しい規格のUSBポートでありアンドロイドやiPhone15などで使用できる
中にはワイヤレス対応のものもあり、ポータブル電源の上に置くだけで充電できるのでこちらもおすすめです。
関連記事:ポータブル電源のワイヤレス充電はおすすめ!BLUTTIなど対応機種をご紹介
寿命がどれくらいあるか
ポータブル電源はものによって寿命が変わってきます。
そもそも、ポータブル電源の寿命は「サイクル数」で表します。
サイクル数とは
充電量が0%の状態から、100%にしてまた0%になるまで利用することを、1サイクルという
使用する頻度によって寿命が変わってくるという考え方ですね!
例えばサイクル数800回のものを週に2回使用する場合
1年は約52週なので、800回÷(52週×2回)=約7.6年
7年半以上持つことになります。
また、寿命がきてもすぐに使えなくなるわけではなく、徐々に性能が衰えていきます。
寿命も使用しているリチウムイオン電池の種類によって変わってきます。
安全面や寿命を重視される方は、「リン酸鉄リチウムイオン電池」を選びましょう!
関連記事:ポータブル電源を買ってはいけない理由とは後悔しないために【これだけは気を付けて】
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処分の事も考えよう
ポータブル電源は寿命があります。
寿命が来た後の処分も考えておきましょう。
なぜなら、不燃ゴミとして出せないからです。
メモ
リチウムイオン電池は強い衝撃や圧力が加わると発火するという性質があるため、これが原因でゴミ収集車の炎上事故が度々起こったから
ポータブル電源の回収方法は国で明確な決まりがないため、自治体に問い合わせたり、家電量販店などで「小型充電式電池リサイクルBOX」があればそこで回収してもらったり、メーカーによっては自主回収してくれるところもあります。
購入前に必ずチェックしておく必要はありませんが、くれぐれも不燃ごみとして処分はできないことは覚えておきましょう!
キャンプで使うポータブル電源コスパ最強10選
では、ここまでの注意点を踏まえたキャンプで使うポータブル電源のコスパがいい厳選したおすすめの10選をご紹介します。
容量別にお伝えするので、ご自身の必要な量を考えながらチェックしてみてくださいね!
200~300Wh
BLUETTI EB3A
BLUETTI史上最小最軽量モデルです。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しており、充放電サイクル2500回後も残存量は80%以上を維持するので長寿命で安心して使用できます。
BLUETTIのポータブル電源は、BLUETTI アプリも対応しているので管理もしやすく、ワイヤレス充電もできるのでかなり便利ですよ!
定期的にセールもしているので、お得に買えるチャンスもあります。
AIWOLL 280Wh
AIWOLLのポータブル電源は安いだけではなく、280Whでおよそ2.5㎏という軽さを実現し持ちやすい設計となっています。
キャンプでも、車中泊でも持ち運びやすいのはいいですよね!
280Whは三元系というところが残念ですが純正弦波出力であることはもちろん、PSE認証済であり、レビューもいいので試しに使用してみてもいいかもしれません。
GRECELL 230Wh
GRECELLのポータブル電源は、同時に最大 6 台のデバイスを充電できることや純正弦波であり、リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているところがポイントです。
LEDライトは緊急時や停電時に役に立ちますよ!
400~500Wh
Evopow 515Wh
こちらはリン酸鉄リチウムイオン電池を使用しており、サイクル数も3000回と長寿命となっております。
相場よりも安く、9台のデバイスに同時給電できたり15個のLED電球を搭載したLEDライトもあるので、キャンプだけでなく災害や停電時にも役立ちます。
AIWOLL 505Wh
AIWOLL 505Whは、容量に対しても軽い設計となっており、重量は約4.1kgなので持ち運びにも便利です。
こちらも最大9台のデバイスに同時給電可能となっており、24ヶ月長期保証+無期限のカスタマーサポートがあるのでいざという時にも安心です!
600~900Wh
YOLANESS 600Wh
相場よりもかなり安いYOLANESSのポータブル電源。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しており、サイクル数も3000回とかなり長寿命です。
最短3.5時間内フル充電可能となっており、コスパも良く軽くて持ち運びもいいと好評です!
BLUETTI EB70S 716Wh
BLUETTIのEB70Sは、ソロでもファミリーキャンプでも大活躍できる容量です。
最大12台デバイス同時に充給電できることや、安全性や保障、24か月のサポートもあるので安心して使用できますよ!
BLUETTI特有のエコモードを搭載しているので省エネです。
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1000Wh~
Headwolf 1021Wh
相場よりもかなり安いHeadwolf。
PSE、UN38.3などの必要な認証に合格しており、1年間の保証があります。
放熱用ファンが4つついており、効率的なインテリジェント温度制御で放熱性能が2-4倍アップされているのも安全性に繋がっています。
価格以上の満足度があるとレビューでも高評価です!
Deeno 1036Wh
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しており、ワイヤレス充電機能もついているDEENOのポータブル電源。
大容量なので、ファミリーキャンプにピッタリです。
後ろ側に大きなLEDライトがついており、画面も見やすく機能面もいいですね!
安心の2年+3年保証の合計5年保証なので、安心して使用できるのも大きなポイントですよ。
TALLPOWER 2160Wh
TALLPOWER V2400ポータブル電源は「電気用品安全法」によりPSE認証済だけではなく、国際的な安全基準UL, CE, FCC, RoHS, TELECなど認証も取得しているので、安全性に優れています。
リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、サイクル数も3500回で長寿命です。
16デバイスへ同時給電可能・シリコン保護カバー付であり、2+3年間安心保証の国内サポートなので安心して使用できますね。
安全性も高く大容量なのに相場よりもかなりコスパがいいのがポイントです。
まとめ
キャンプで使うポータブル電源を安く購入する時のポイント
ポイント
- 容量を小さくする
- メーカーにこだわらない
- セールを活用する
また、安く買う時の注意点もあります。
注意
- 無名なメーカーである
- 保証やサポートがしっかりしているか
- 正弦波かどうか
- ポートの数もチェック
- 寿命がどれくらいあるか
- 処分の事も考えよう
大事なポイントを抑えて、お得になるべく長寿命なものを選びましょう!