キャンプに欠かせないインフレーターマット。
これがあるだけで底冷え対策や腰の負担の軽減になるので使用している方も多いです。
このような疑問にお答えします。
普段使用している通常のマットレスと違い、インフレーターマットは空気を出し入れしたり持ち運んだりするので寿命はあまり長いものではありません。
しかし、できれば長く持たせたいですよね!
これから購入される方はぜひチェックしてみてくださいね!
【キャンプに必須】インフレーターマットとは?エアマットとの違い
キャンプで快適に寝られるためにも必要なインフレーターマットですが、そもそもどのようなものなのでしょうか。
インフレーターマットとは
圧縮されたウレタンが内蔵されておりバルブを開けると空気が自動で中に入り膨らむマットのこと。
厚さは様々ですが、地面からの冷気を防ぎ体にフィットしやすいため寝心地を快適にしてくれる。
キャンプ場によっては石がゴツゴツしていて寝られないといった場所も多くあります。
底冷え対策や寝心地の良さを実現するためにもインフレーターマットは欠かせません。
また、空気を入れて膨らますタイプ「エアマット」というものもあります。
名前の通り空気が入っているので厚みはありますが、ポンプを使って空気を入れるタイプのものが多いです。
出典:コールマン
寝心地の良さは製品や人によって変わりますのでインフレーターマットかエアマット、どちらを選ぶかは好みにもよりますが、寿命はどちらも同じくらいです。
インフレーターマット(エアマット)の寿命はどれくらい?
底冷え対策や寝心地の良さを実現してくれるインフレーターマットですが寿命はどのくらいなのでしょうか。
インフレーターマットの寿命は大体『3~5年』と言われています。
エアマットも同じくらいです。
ただし使用頻度にもよりますが、長くても10年くらいでは買い替えとなるでしょう。
ご家庭で毎日使用している通常のマットレスにも寿命があり、ものにもよりますが8~10年くらいと言われているので使用する頻度の割には寿命が短いと感じられるのではないでしょうか。
インフレーターマットの寿命の短さには主に3つの理由があります。
劣化によりエアーが漏れてしまうため(空気が入らなくなる)
インフレーターマットは空気を出したり入れたりするので、劣化により小さな穴が開いてくることがあります。
大きな穴でなくても気づいたら空気が入らなくなったということもあります。
また、運んでいる時に突起物などに当たってしまい穴が開いてしまうといったこともあります。
マットの内部の溶着が剥がれてしまうため(剥離)
インフレーターマットの内部の溶着が剥がれてしまう(剥離)こともあります。
初期不良や劣化、使用頻度が多い場合に起こりやすいです。
これが起こってしまったら、剥離範囲が広がってしまう場合が多いので新しいものと変え時と考えてもいいでしょう。
インフレーターマットは収納サイズ素敵なんだけど、パンクの危険性もさることながら表面が剥離してコブが出来るようになって棄てた
以来信用してないマン pic.twitter.com/QIpTZDxVjV— アロン (@tamagobomb) May 4, 2016
バルブが故障するため
使用頻度が多かったり長く使用していると、バルブが壊れて空気が漏れてしまうこともあります。
バルブを交換できるものもありますが、使用年数によっては買い換えてしまった方がいい場合もあります。
これらの原因からしても、インフレーターマットは通常のマットレスにはない『持ち運ぶための機能』に支障が出てしまいやすいのです。
しかし、寿命は製品の品質や使用頻度によっても変わってきますので目安として知っておきましょう。
また、寿命以外にもインフレーターマットを選ぶ際に知っておきたいコツがあるのでお伝えします。
インフレーターマットを選ぶコツとは
インフレーターマットも様々な製品があふれています。
ご自身に合うインフレーターマットを選ぶための方法をお伝えします。
ご自身の体にフィットするか
自宅用のマットレスを選ぶ際にも、ご自身の体にフィットするかどうかは考えて選ばれますよね。
インフレーターマットも同じくご自身の体にフィットするかどうか、また身長に合わせて大きさも選ぶことが大切です。
厚みのあるものをえらぶ
インフレーターマットの厚みも大事なポイントです。
どうせなら寝心地良く快適に寝たいですよね。
底冷え対策や寝心地のいいものを選ぶには、厚みがあるものがおすすめです。
持ち運びやすいかどうか
キャンプで使用する道具は持ち運びやすいかどうかも重要になってきますよね。
ご自身の車やバイクに乗せやすいかどうか、どれくらいコンパクトになるかも重要です。
厚みや大きいものほど快適に寝られますが、持ち運ぶことも考えて選びましょう。
また、保管するときの場所の確保も考えておきましょう。
R値があっているか
インフレーターマットはR値というものが設定されてることが多いです。
R値は断熱性を表す数値のことで、数値が高いほど断熱性が高く寒い時期に適しています。
おおよその目安はこちらです。
R値の目安
R値1~2:春から夏のキャンプ向き
R値2~4:春から秋のキャンプ向き
R値4~5:冬向き
R値5以上:厳冬向き
ただ、標高や環境などによっても異なりますのであくまで目安として考えましょう。
商品によってはR値の記載がない場合もありますのでメーカーや口コミなども合わせてチェックしてから決めましょう。
メーカーや口コミを見る
キャンプ道具にはメーカーにこだわる方も多いですよね。
ご自身が安心できるメーカーのものにするのもおすすめです。
また、口コミやレビューを見て参考にするのもポイントです。
では選び方のコツを抑えたところでおすすめのインフレーターマットをご紹介します。
インフレーターマット寝心地がいいものは?おすすめ7選ご紹介
インフレーターマットおすすめなものをお伝えします。
WAQのインフレーターマット
こちらは、大人気メーカー「WAQ」のインフレーターマットです。
8㎝のインフレーターマットと10㎝のキャンプマットがあるので厚さが選べるのも特徴です!
シングルかインフレータブルかも選べますよ。
また、アルミ加工のマットもあるので選べるのもポイントです。
1年保証や30日間返品補償、またアフターサポートもしてくれるので安心して使用できます。
キャンプだけではなく、車中泊にもピッタリのWAQのインフレーターマットは口コミもいいのが特徴です。
今週もやりあげました😇
WAQさんのテント、
二股ポールでさらに広く😋
そしてインフレーターマットも!
今まで6cmの物でしたが
8cmに!2cmの差は大きいです😇
快適に寝れた😴
これでWAQさんの
テント、コット、マットで揃いました🤤
このコヨーテカラー、最高🤩
昼間はまだ暑い!扇風機必須w pic.twitter.com/DWOylv5m89— まっつん@愛媛XV (@Mattsun8870) October 10, 2021
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WAQのインフレータブルマットの使い方は?8㎝、10㎝のやり方や特徴をわかりやすくご紹介!
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\お好きなタイプを選べる!/
大人気のWAQのマットは1年間の保証もついて安心
コールマン キャンパーインフレーターマットハイピーク
キャンプメーカーと言えばコールマンですよね。
こちらのインフレーターマットは厚み10㎝もあり快適に寝られるだけではなく口コミもいいことも魅力です。
これは自分で空気を足せるので、しかも別売のポンプなども不要!素晴らしいですね。
コットと合わせて使うともはや普通のベッドで寝てるのと変わらないレベルです。
今までコールマンのエアマットを使用していたのですがこちらに買い替えして大正解です。
軽い、空気を入れるのが簡単(エアポンプなども不要)、空気を抜いて畳むのも簡単そして何より寝心地が素晴らしい!!
5年以上の持ちが期待でき、やはり寝心地がいいというのは大事ですよね!シングル・ダブルあるので家族でも使用できますよ!
VENTLAX キャンプマット
VENTLAXは、大阪泉州発のアウトドアブランドです。
弾力性に優れた厚さ8cmのウレタンフォームにより、快適な睡眠を実現させるインフレーターマットです。
わずか3分で使用可能となり、キャンプだけではなく車中泊にもおすすめです。
VENTLAXのインフレーターマットは様々なメディアにも取り上げられコスパも口コミもいいのでおすすめですよ。
[クイックキャンプ] 車中泊マット 8cm 極厚 ダブルサイズ
130cm幅であり広々として寝られるクイックキャンプのインフレーターマットです。
8㎝の厚みと肌触りのよさや裏地にはドット加工がしておりズレにくいといったメリットもあります。
大きめなので夫婦やカップル、親子で使用されるのにおすすめです。
寝心地の良さや口コミがいいこともポイントです!
KAKURI インフレーターマット
KAKURIのインフレーターマットです。
厚さが7㎝あり、大きさが3種類選べます。
寝心地の良さや底冷え対策にもしっかりと効果があるのでおすすめです。
KAKURIの使用感実際にレビューもしています。
関連記事:【買ってよかった】寝心地が変わる!kakuriインフレーターマットレビューや口コミをご紹介!
【買ってよかった】寝心地が変わる!kakuriインフレーターマットレビューや口コミをご紹介
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DOD(ディーオーディー) ソトネノサソイM
2020年代のキャンプブームで一気に人気となったメーカーDODのインフレーターマットも人気です。
厚みは4.5㎝でSサイズMサイズLサイズと三種類から選べます。
ブックカバー式の丸洗いできるシーツがポイントで、清潔に使用できるのもいいですね。
また、連結もできるので2枚繋げられるのもポイントです。
Hilanderのインフレーターマット
こちらもアウトドアブランドで大人気の「Hilander」のインフレーターマットです。
Hilanderのインフレーターマットも厚さが選べるのもポイントです。
1本売りも♡
今までマットレス上げる労力、その下の掃除、枕の洗濯がストレスだったのが全て解消👏😭
畳の上に敷いて寝てますが
寝心地はウチには十分です😘 Hilander(ハイランダー) インフレーターマット(枕付きタイプ) 4.0cm シングル ブラウン UK-8 [楽天] https://t.co/IHb2qe4aOA #rakuafl pic.twitter.com/S6pNKaoUSC— Usagi (@Usagi97717418) August 18, 2021
\ナチュラムでお得に購入!/
厚みやサイズも選べる!
寝心地の良さを重視したインフレーターマットですが、登山で使用したい方やとにかく耐久性を重視したい方のためのマットもあります。
キャンプマット耐久性が最強なものとは?寿命を重視!
寝心地よりも寿命を重視したい方や登山でのテント泊に使用する方におすすめなのが、クローズドセルマットと呼ばれるマットレスです。
クローズドセルマットの特徴
- 空気を入れる必要がなく広げる必要がない
- 断熱性に優れているのが特徴で底冷えを低減することができる
- 銀マットより厚みがあり、マットが硬めなので、凸凹な地面の上にも敷けるのがポイント
- 登山用としても使用される方も多く、畳めて軽量なので持ち運びにも便利
代表するメーカーといえばTHERMAREST(サーマレスト)のZライトソルやリッジレストソーライトが人気です。
また、寿命が長いのが特徴で、なんと25年も使用している方もいます。
マットはサーマレストがいいぞ。
もう25年以上経ってる古いサーマレスト使ってるけど。 pic.twitter.com/K7l9hq0hII— ふくろう@イカ娘 (@hukurou82) January 16, 2018
一万円のサーマレストは25年くらい使えてるからむしろ儲かってるかも
— イワナミ式 イワナミ (@iwanamy) February 16, 2018
昼寝します~。鹿番長とサーマレストのマットで断熱。やはり雪上は地面の断熱が大事。 pic.twitter.com/l7TpUmkdE2
— 546→@週末写真家 (@katsura_546) January 15, 2022
【サーマレスト Zライトソル】
キャンプマットの最高峰
下が砂利でも快適だし、アルミの熱反射であたたかい!
地面に敷いてお座敷スタイルも良い芸人のヒロシさんも愛用とのこと
記事→ https://t.co/q795Z2neB3pic.twitter.com/1MkgAOaTNY
— キャンプギア紹介bot (@CampGear_bot) January 12, 2022
様々な使い方もできそうですね。
表面にアルミが蒸着してあるため、断熱性が高いのが特徴です。
おすすめ商品
THERMAREST(サーマレスト)
ウレタンマットと言えばサーマレストが人気ですが、この価格で耐久性が抜群なのでコスパもいいですね。
登山用で使用される方も多いです。
NEMO (ニーモ) スイッチバック
寝心地が良いことやしっかりと体を支えてくれる気持ちよく寝ることができます。
軽量でクッション性もいいと好評です。
遅くなりましたがNEMOのスイッチバック使いました✌️
砂利の地面にODシート敷いてその上にスイッチバックを敷いて寝転がるスタイルで半日以上を過ごしましたが地面からの冷えも痛みもなく快適でした(^o^)/これはアリです! pic.twitter.com/A7ooLaWDMm
— 日ノ宮ヨル (@Yorudesu36) January 14, 2019
WAQ キャンプマット
インフレーターマットでも人気のWAQですが、こちらのマットも人気です。
裏表を使い分けることでオールシーズンを快適に過ごすことができます。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
軽くてコスパもいいと好評のキャプテンスタッグのマットです。
厚さも2㎝あるので地面の凸凹や冷気をシャットアウトしてくれるのも特徴です。
BUNDOK(バンドック)
コスパも良く 寝心地もいいと口コミもいいです。
とても軽いので持ち運びも便利です。
ご自身のスタイルや予算に合わせて無理なく検討しよう
出典:Amazon
キャンプは様々な道具を揃えないといけません。
良いものがいいのはわかるけれども、抑えられるところは抑えたいですよね。
また人によってもスタイルが違うので冬場に行かない方もいれば登山で泊るという方もいます。
しかし、寝床があまりにも寒かったり石などの影響で痛いと腰痛の原因にもなります。ご自身の身体を守るためにもある程度はしっかりとした寝具を揃えたいところですね!
底冷えや寝心地が気になる方はマットレスにこだわらず、コットという選択もあります。
快適なキャンプを過ごすために最適なものを選んでみてくださいね。
車中泊用はこちら
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インフレーターマットの寿命はどれくらい?まとめ
インフレーターマットの一般的な寿命は3~5年位と言われています。
寿命が短い理由
- エアーが漏れてしまうため(空気が入らなくなる)
- 穴が開いてしまうため
- マットの内部の溶着が剥がれてしまうため
- ポンプ・バルブが故障するため
使う頻度等にもよりますが、厚みと寝心地の良さからは仕方がないのかもしれません。
寝心地よりも寿命を重視したい方はサーマレストやNEMOのウレタンマットもおすすめです。
最適なものを選んで、キャンプでもより良い睡眠をとれるようにしたいですね!