車でキャンプへ出かけた後は、しっかりと道具を片付けていますか?
またすぐにキャンプに行くからと、そのままにしている方もいらっしゃいますよね。
ですが、それはあまりよくありません!
確かに、たくさんある荷物を降ろしてまた入れるのは結構手間がかかります。
ですが、降ろさないリスクというものもあるのを知っておきましょう。
大切なギアを守るためにも、ぜひ最後までご覧くださいね。
キャンプ道具は車に積みっぱなしはダメ?
キャンプへ行くときの荷物って降ろすのが大変ですよね。
『またすぐに行くからいいかな』と思うのも無理はありません。
重い荷物もあるので、降ろす手間やまた入れる手間はかかります。
一つずつみてみましょう。
刃物に注意!捕まるリスクがある
最近、刃物に対しての取り締まりが強化されているようです。
良くないニュースが相次ぐからこそ取り締まりも厳しくなっていますが、特にキャンプは刃物を持っていくため注意が必要です。
もちろんキャンプで使用するためのものですが、刃物を所持していることには変わりがないので、キャンプから帰ったらしっかりと降ろしておきましょう。
こういった事例もあるので、降ろす習慣をつけておいた方が良さそうですね。
神奈川のジムニー乗りです。
自分は二ヶ月前に警察の車両検問にあいました。
二日前にキャンプに行ってナイフ、ナタ、ノコギリ、ハンマーを載せたまま。
警察署まで連れて行かれ、写真と調書までとられました。
使用後は車から降ろさないとダメとの事です。。— day tripper (@triper_day) October 8, 2021
キャンプで使うガスボンベは車に置きっぱなしにしない
車に乗せっぱなしで怖いのは、キャンプで使う『ガス缶』です。
車の中ってかなり高温になりますよね。ガス缶は60℃から膨張し、70℃を達するあたりで爆発する可能性が高くなります。
特に真夏の車の中は70℃を超えることもあるので、絶対に置きっぱなしはダメですよね。
これは、調理で使うCB缶やOD缶だけではなく、日焼け止めスプレーや制汗スプレーも同様です。
真夏の季節
車の中に入れっぱなしのキャンプ道具があるならば
ご確認を🙄
ガスボンベとかライターとか入れっぱなしは
危ない危ない💥🤯
— 春山 SUIT 維彦 (@SUIT37546554) July 21, 2020
テントを車に積みっぱなしはNG!湿気やカビに注意
雨の日キャンプはもちろんですが、晴れた日でもテントは結露によって濡れてしまうことがよくあります。
降ろすのを忘れて干さずにカビてしまうこともあるのでテントは必ず降ろすようにしましょう。
先週のキャンプの帰りに雨に降られて濡れたテントをベランダに置きっぱなしにしてたら、袋がカビてる(笑)
このぶんだと中身もまたカラフルになってるんだろうな〜(遠い目 pic.twitter.com/YDY4h7pv9m
— そーすい (@yuu_ominae) December 30, 2019
テントやタープなど高価なものばかりなので、降ろし忘れたことが原因でダメになってしまってはもったいないです。
また、シュラフなども、しっかりと干して清潔にしておきたいですよね!
シュラフとフリース素材のインナーを陰干し♪
昔、先輩に貰った高価なダウンのシュラフをしっかり干さずに保管して、カビ臭くなって捨てざるをえなかった悲しい思い出があるので、この辺りは手を抜きません😂 pic.twitter.com/g4RixCV5dp
— ふとん (@Dara_photo_n) November 17, 2020
テントの乾かし方はこちらが参考になります。
関連記事:テントを乾かす方法とは?干し方や万能アイテムに注目
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ポータブル電源を車に積みっぱなしは絶対にNG
刃物やガス缶、テントなど車に積みっぱなしにしてはいけないものをお伝えしましたが、ポータブル電源も車に積みっぱなしのままではNGです。
なぜならポータブル電源は高温に弱く適切な温度管理が必要なリチウムイオン電池を使用しているため、高温に長時間放置されてると電池が劣化し、爆発や発火のリスクが高まります。
真夏の車内は50℃以上になってしまうこともあるので、必ず車から出すようにしましょう。
キャンプ道具は収納ボックスを使用すると車から出し入れしやすい
刃物、ガス缶、テントなど車から降ろすことが大事なことがお分かりいただけたと思います。
とはいえ、すぐにキャンプへ行く予定が合ったり、面倒だなと思われる方もいますよね。
そこで、キャンプ道具は収納ボックスを活用すると車から出し入れしやすくなるのでおすすめです。
降ろした方がいいものとそうでないものを分けておき、『トランクカーゴ』へ入れて分類すれば降ろしたいものをすぐに降ろせるようになります。
キャンプ用品はどこに保管すればいい?
キャンプ道具を車に積みっぱなしにできないものはどういったところに保管すればいいのでしょうか?
正しい保管方法をご紹介します。
直射日光の当らない場所に置く
直射日光に当たってしまう場所に保管すると、キャンプ道具の劣化が早まったり色が変わってしまうことがあります。
室内保管の際にも必ず直射日光が当たらない場所に保管しておきましょう。
高温多湿は避ける
高温多湿の場所に置いてしまうと、せっかく綺麗にしまってもカビてしまうことがあります。
屋外やベランダでの保管はできるだけ避け、なるべく室内で保管することをおすすめします。
収納ラックを使用する
収納ラックを使用すると、見栄えもよく、何段にもなっているため沢山の道具が収納できるのでおすすめです。
一か所にまとめておくことで、忘れ物を防止することにも繋がりますよ。
お部屋に合わせて高さや横幅も選べるので、収納ラックを活用できる方はぜひチェックしてみてくださいね。
日常生活にキャンプ道具を取り入れる
キャンプ道具はキャンプだけで使用するだけではなく、日常生活に取り入れられるものは取り入れましょう。
例えばシェラカップやお皿などは普段使いもできますよね。
また、コーヒーミルやポータブル電源、扇風機などキャンプだけで使用していたものが、意外と日常生活にも使えるものが多々あります。
キャンプ道具を日常生活に取り入れるだけで、場所の確保だけではなくテンションも上がりますよ!
キャンプ道具を保管する場所がない方はトランクルームもおすすめ
キャンプ道具を室内に置く場所がない、という方は「トランクルーム」も検討してみましょう。
庭にコンテナや倉庫を立てるにも価格が結構しますよね。
そこで、トランクルームを活用すれば月々のレンタルで借りられるのでやめたいときに借りるのを辞められますし、収納スペースの大きさも選べるのでご自身のキャンプ道具に合わせられます。
トランクルームがある場所は限られますが、こういった場所もうまく活用してもいいですね。
キャンプ道具を車からしっかりと降ろしておく習慣を身につけることで、万が一のリスクの可能性も下げれます。
車に詰めっぱなしの方やこれからキャンプへ行く方も、管理をしっかりとしておきましょう。
キャンプ道具は車に積みっぱなしはダメ?まとめ
キャンプへ行くときに道具を積んだり降ろしたりするのって大変ですよね。
しかし、積みっぱなしにしておくリスクもあります。
注意ポイント
- 刃物を維持しているため捕まるリスクがある(実際に起こっている)
- CB缶やOD缶が爆発する
- 湿気や汚れで大事なギアにダメージが起こる
このような可能性もあるので、普段からしっかりと降ろすものは降ろしておきましょう!