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テントの素材の違いは?購入前に必ず把握!それぞれのメリットデメリット

テントの素材の違いは?

キャンプへ行くときに必ずと言っていいほど必要なのが「テント」ですよね。

 

テントはそれぞれ素材が違いますが、用途に合わせて選ばれることをおすすめします。

 

なぜならテントは形が違うだけではなく、素材の違いによって風にあおられて壊れたり、結露に悩んだり...といったことがおこるからです。

 

テントを購入される前にテントの素材の違いを把握しておくことが非常に重要となります。

 

そこでテントの素材の違いやそれぞれのメリットやデメリットをご紹介します。

 

ご自身の重視する点を考えながら素材を理解した上でテントを購入していきたいですね。

 

テントによって価格や性能が違うのはなぜ?

テントの素材の違いは?

自然の中でゆっくりと過ごすキャンプ。

 

キャンプに必須なテントを形だけではなく、素材も重視する必要があります。

 

例えばバイクで行かれるのにあまりに重いテントでしたら大変ですよね。

 

また、同じような形なのに値段が全然違うと感じたことはないでしょうか?

 

実は素材によって値段も大きく異なります。

 

素材によって結露のしにくさや乾きやすさも変わってきますよ!

 

テントの素材の違いを詳しく解説!

テントの素材の違いを詳しく解説!

テントによって素材が違いますが、どのようなものがあるのでしょうか?

 

テントに使用される素材

✅ポリエステル

✅ナイロン

✅コットン

✅ポリコットン

 

それぞれの特徴があるのでまずはこの素材の特徴や違いを把握していきましょう。

 

テントの素材 ポリエステルの特徴

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テント生地に使われる最も一般的な素材です。

 

ポイント

  • 雨に強く水を弾きやすい
  • 軽い
  • メンテナンスが楽

 

よく、エアリズム等の汗を吸収しにくくさらっと着れる肌着などに使用されていますね。

 

ただし、焚き火や炭火の火の粉で簡単に穴が空いてしまうので風が強い日は特に注意しましょう。

 

 

 

 

テントの素材 ナイロンの特徴

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ナイロンとは、主に石油を原料とする「ポリアミド」とよばれる合成樹脂から作られた繊維のことを言います。

 

ポイント

  • ポリエステルよりも軽量で柔軟性がある
  • 引っ張り強度や耐久性が高い
  • 耐水性が高く濡れても乾きやすい

 

登山の際に使用されることが多いようですね。

 

バイクや自転車、徒歩キャンパーさんにもおすすめです。

 

ただ、価格が高めなことや高熱には弱い点がデメリットです。

 

 

テントの素材 コットン

最新コットンテント/ポリコットンテントのおすすめは?選び方も紹介|BE-PAL

天然素材で見た目もナチュラルなコットン。

 

ポイント

  • 通気性がよく吸湿性も高いため結露しにくい
  • 厚みがあるのでテントに空気の層ができ、風通しがいい
  • 夏は涼しく冬は内側の暖かい空気が逃げにくいため暖かい
  • 火の粉に強い
  • 結露しにくい

 

天然素材なのでかなり長持ちもします。

 

ただし、耐水性はありますがカビには弱いのでメンテナンスはしっかりとしましょう。

 

また重みもあり、価格も高めなので初心者さんには少しハードルが高いかもしれません。

 

 

 

テントの素材 ポリコットン

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コットン混紡素材の一つで、ポリエステルとコットンを混ぜた素材です。

 

ポイント

  • 遮光の能力が高いので暑さに強い
  • 通気性が優れていて風通しが良い
  • 透湿性も優れていて結露しにくい
  • 火の粉にも強い

 

コットンよりも軽く結露もしにくいため、取り扱いやすいです。

 

またテントは結露に悩むことが多いので、透湿性が優れていることはとても重要なポイントだと言えます。

 

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ただポリエステルよりは重く、乾きにくいので雨の後は特に注意が必要です。

 

 

テントの生地の厚みにも注目!

テントの生地の厚みにも注目!

テントの生地の厚みもものによって異なります。

 

生地の厚みは、糸の太さや密度によって変わってきます。

 

デニールってなに?

デニール「D」とは、テントに使用する糸の太さを表す単位です。

 

約9,000mで1gとなり=1Dとなるので数値が大きいほど糸が太く、テントの生地も厚くなり重みも増します。

オートキャンプ用のテントでは68D~210Dを使用されることが多く、山岳用のテントは軽量化が重視されるので、30Dや40Dくらいが多いです。

 

タフタってなに?

タフタ「T」とは、繊維の密度を表す単位です。

 

1平方インチ内の縦横合わせた繊維の本数を表示します。

 

例えば190Tなら1平方インチ内に縦横合わせて190本の繊維が織り込まれていることになります。

 

これらも合わせてテントの購入時には見ておきましょう!

 

耐水圧ってなに?

テントを購入しようとする際によく目にするのが「耐水圧」です。

 

耐水圧とは、テントに入ってこようとする水を防ぐ(抑えようとする)働きのことをいいます。

 

ですので、その数値が高くなるほど耐水圧に優れていて雨の侵入を抑えることができるということになります。

 

例えば傘は、200~500mmだといわれていますよ。

 

テントの耐水圧は1500~2000mmがおすすめです。

 

実は耐水圧が高すぎてもよくないのです。

その理由として

✅通気性が悪くなり結露もしやすくなる

✅夏場はテント内が非常に暑くなりやすい

 

よって、ちょうどバランスがいいのが1500mm~2000mmということになります。

 

素材だけではなく、耐水圧もいくつなのか気にしてみましょう!

 

テントの素材の違いは?まとめ

テントで主に使用される素材は

✅ポリエステル

吸湿性や吸水性が低く、乾燥性が高いのでカビにくいのが特徴

✅ナイロン

ポリエステルよりも軽く、耐久性に優れているのが特徴

✅コットン

厚みもあり、夏は涼しく冬は暖かく、結露しにくいのが特徴

✅ポリコットン

ポリエステルの乾きやすく、コットンの通気性・吸湿性に優れている点を取り入れているのが特徴

 

メリットとデメリットを把握して検討しましょう。

また耐水圧は1500~200mmが最適です。

 

ご自身に合ったテントを選んで快適なキャンプを楽しみましょう♪

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れっか

キャンプ歴4年目のれっかです。おすすめのキャンプ用品やレビュー、災害時にも役立つポータブル電源の詳しい情報も発信しています! ファミキャンも好きですが、バイクで行くソロキャンで独り時間も楽しんでいます♪

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