基礎知識

ジャクリからリン酸鉄採用のポータブル電源が登場!驚きの長寿命や性能とは

ポータブル電源とソーラーパネルで有名な大手メーカーのジャクリ(Jackry)

 

2023年6月、ジャクリからリン酸鉄リチウムイオンバ電池採用のポータブル電源が発売され話題となっています。

 

人気メーカーのジャクリからリン酸鉄リチウムイオン電池のポータブル電源が発売されるのを待っていた方も多いのではないでしょうか。

 

本記事では安全面からも注目されているリン酸鉄リチウムイオン電池の安全性やジャクリから発売された『Jackeryポータブル電源2000Plus』や『Jackeryポータブル電源1000Plus』について詳しく解説します

 

従来のものよりも、かなり進化しているので安全性の高いポータブル電源をお求めの方や気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

Jackery ポータブル電源 1000 Plus



Jackeryのポータブル電源

ジャクリからリン酸鉄採用Jackeryポータブル電源2000Plus』が新発売

出典:Jackry

ジャクリから、リン酸鉄リチウムイオン電池採用のポータブル電源が登場しました。

 

Jackeryポータブル電源2000Plus』と『Jackery ポータブル電源 1000 Plus』です。

 

2000Plusと1000Plusは容量が違うだけで、ほぼ同じような特徴を持っています。

 

また、従来のものよりもさらに使いやすくなっています。

 

2000Plusの特徴

  • 4,000回サイクルの超長寿命、10年以上使える
  • Step Charge急速充電で、2Hでフル充電できる(1000Plusは1.7H)
  • Jackery専用アプリで、デバイス状態の確認やリモートコントロールことができる
  • キャスター付きで移動も便利

 

1つずつ詳しく見ていきましょう。

 

4,000回サイクルの超長寿命で10年以上使える

出典:Jackry

『Jackeryポータブル電源2000Plus』のサイクル数は4000回とかなり長寿命です。

 

ちなみに、1000Plusもサイクル数は4000回です。

 

サイクル数とは

充電量が0%の状態から、満充電の100%にしてまた0%になるまで使うことを1サイクルと数え、何回充放電を繰り返すことができるかという回数を表し、ポータブル電源の寿命の目安となる

 

従来のものは500~2000回サイクルだったので、長年使えるようになりましたね。

 

これは、毎日使用しても10年以上使えることになりますね。

 

ちなみに4,000回使用後も工場出荷時の電池容量の70%以上を維持できますよ!

 

4000回というサイクル数はあの人気の「BLUETTI JAPAN」や「EcoFlow(エコフロー)」よりも優れています。

 

関連記事:エコフローの寿命はどれくらい?持ちがいいと好評!種類別にわかりやすくご紹介

 

Step Charge急速充電で2Hでフル充電できる

出典:Jackry

充電速度もかなり早くなりました。

 

従来のものは5時間くらいかかっていましたが、かなり短縮にできるようになりましたね。

 

ただ早いだけではなく、安全性も向上したChargeShield技術により、バッテリーを最高の効率と最適な状態で動作させることができるため、バッテリーの長寿命化を実現しています。

 

低温充電時のリチウム分解リスクや高温充電時の高温リスクを低減しているので、よりポータブル電源の充電時の安全性も確保していますよ!

 

ちなみに1000Plusの充電時間は、1.7Hです。

 

今回の新モデルは安全性にかなり考慮して作られていることが分かりますね

 

Jackery専用アプリで状態を管理できる

出典:Jackry

BLUETTI JAPAN」や「EcoFlow(エコフロー)」にも搭載されている機能ですが、専用アプリで管理ができるようになりました。

 

遠隔でコントロールできるので、いつでも状態を確かめられるのはとても便利ですね。

 

ただ管理できるだけではなく、ニーズに合わせてバッテリーモードが選択でき、さらにバッテリー寿命を延ばすことができますよ。

 

Jackryアプリ用ユーザーマニュアル

キャスター付きで移動も便利

出典:Jackry

『Jackeryポータブル電源2000Plus』のデメリットとしても上げられる重さを解消するために、キャスターがついています。

 

というのも、Jackery ポータブル電源 2000 Pro約19.5㎏に対して、『Jackeryポータブル電源2000Plus』の重量は27.9㎏とかなり重たいです。

 

そこで、キャスターで移動ができるように工夫をされているので、移動が従来のものよりもかなり楽になっています。

 

ただ、持ち上げるときなどは力がいるので場合によっては周囲の方と協力しながら運びましょう。

 

ちなみに1000Plusは14.5㎏なのでキャスターはついていません。

 

安心の大手メーカーはやっぱりJackry/

Jackeryのポータブル電源

なぜリン酸鉄リチウムイオンバッテリーが注目されているの?

『Jackeryポータブル電源2000Plus』は性能が優れていることが分かりましたね!

 

なぜ、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーが注目されているのでしょうか。

 

そもそもバッテリーとは、繰り返し充放電ができる蓄電池のことで、二次電源とも呼ばれています。

 

リチウムイオンも、コバルト系やニッケル系、NCA系など様々な種類があります。

 

従来は三元系と呼ばれるリチウムイオンバッテリーが主に使われていましたが、近年ソーラーシステムの構築に多く使用されているのが、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーです。

 

ポイント

リチウム(Li)、鉄(Fe)、リン(P)が材料として使われているので、リン酸鉄リチウムバッテリー(LiFePO4バッテリー)と呼ばれている

 

リチウムイオンが正極と負極の間を移動することで電流が発生し、充放電が行われています。

 

また、身近なところでもリン酸鉄リチウムイオン電池は使われていますよ。

 

使用例

  • EV車
  • 農業・工業機械
  • スマートフォン・パソコン
  • モバイルバッテリー
  • ポータブル電源

 

エネルギー密度が高い三元系のほうがリン酸鉄系よりも重量を軽くできるため、EV用電池でも三元系を採用していましたが、技術革新を通じてリン酸鉄系のエネルギー密度が改善したことと、コスト面を考慮されリン酸鉄を採用されることが増えてきました。

 

今後さらにリン酸鉄採用のポータブル電源も増えてくるでしょう

 

続いて注目されているリン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用のポータブル電源のメリットデメリットをお伝えします。

 

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーのメリットとは

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーのメリットとは

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーのメリットとは

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用のポータブル電源のメリットをご紹介します。

 

ココがおすすめ

  • 安全性が高い
  • 長寿命
  • 自己放電も起こりにくい
  • 耐久温度が幅広い 

 

これを理解すると、なぜリン酸鉄採用のポータブル電源がおすすめなのかわかりますよ。

 

1つずつ解説していきます。

 

安全性が高い

ポータブル電源を使用する際に気をつけなければならないことがあります。

それは「火災」です。

 

実は、近年不慮の事故が増えてきていることはご存じでしたか?

関連記事:ポータブル電源を買ってはいけない理由とは後悔しないために【これだけは気を付けて】

 

ただ、それのほとんどが「三元系リチウムイオンバッテリー」です。

 

三元系の場合は、何らかの理由で熱暴走が起きると発煙、発火、有毒ガスが発生するリスクがあります。

 

しかし、リン酸鉄系の場合は、約600℃まで熱分解を起こさず、発煙しかしない為火災が極めて起こりにくいです。

 

このことから、リン酸鉄系の方が安全性が高いことが分かります。

 

万が一の時の場合にも、安心できますね

 

長寿命

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーの性質上、三元系よりもサイクル数が多いのが特徴です。

 

だからこそ、長寿命であり今あるリン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用のポータブル電源のサイクル数は2,000〜4,000回くらいとなっています。

 

三元系が500~800回くらいが多いので、2~3倍もの違いがありますね!

 

普段から沢山使用される方は特にリン酸鉄系がおすすめです。

 

自己放電も起こりにくい

バッテリーは、自己放電(蓄えられていた電気の量が時間が経過すると共に少しずつ減少していく現象)が起こります。

 

例えば、自動車などにも搭載される「鉛(なまり)のバッテリー」の場合、1カ月放置することで約20%の電力が減ります。

 

しかし、リン酸鉄系リチウムイオンの場合は「1カ月でたった1%しか自己放電」しないため、防災用(災害用)に長期保管する場合でも電池の残量を心配することがありません。

 

その点も安心して保管できますね!

※長期保管の際も念のため半年に一回は充電状態を確認しておきましょう。

 

耐久温度が幅広い

従来の三元系は低温は-10℃ほどまでが限界でした。しかしリン酸鉄リチウムイオンバッテリーは、-20℃の低温環境でも保存できるものもあります。

 

寒冷地でも今まで以上に活躍できるのが特徴ですね!

 

ただし、ものによって適正動作温度も変わってきます。

 

同じ商品でも、動作温度と充電温度が違う場合もあるので、その商品の適正温度をよく確認しておきましょう。

 

続いてデメリットをご紹介します。

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーのデメリットとは

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーのデメリットとは

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーのデメリットとは

メリットもあればデメリットもあります。

 

この2点には注意しましょう。

 

コストが高い

リン酸鉄系の原材料費)(リチウム、鉄、リン)はそこまで高くありませんが、リチウムイオンバッテリーに加工する際にコストがかかるのがデメリットです。

 

三元系よりも、お値段が少し高めなのがこの理由です。

 

容量やメーカーによっても変わってきますが、時々開催されるセールなどを上手く活用してなるべくコストを抑える工夫をしていきましょう。

\リン酸鉄でより安心・安全に/

Jackeryのポータブル電源

製品サイズが大きめ

三元系のポータブル電源よりも、リン酸鉄系のポータブル電源は製品サイズが大きくなる傾向にあります。

 

なぜなら、タップ密度や圧縮密度が低いなどの性能上の欠陥があり、リチウムイオン電池のエネルギー密度が低くなるためどうしても大きくなってしまいます。

 

私もリン酸鉄系のBLUETTIと三元系のジャクリを比較しましたが、大きさの違いは感じました。

関連記事:BLUETTIとjackeryを比較!どこが違うの?便利な点や使った感想をわかりやすく解説

 

コンパクトさをお求めの方にはデメリットですね。

 

では最後に三元系とリン酸鉄系のポータブル電源の違いをまとめます。

 

リン酸鉄系と三元系の違いとは

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーと三元系リチウムイオンバッテリーの違いとは

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーと三元系リチウムイオンバッテリーの違いとは

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーと三元系リチウムイオンバッテリーの違いはこちらです。

 

ポイント

  • 寿命(サイクル数)
  • 安全性
  • 大きさ
  • バッテリーの密度

 

寿命は断然にリン酸鉄系がサイクル数が多いため、長持ちします。

 

また、安全性にも優れているのがリン酸鉄系です。

 

大きさに関しては、性質上三元系の方がコンパクトになります。

なぜならバッテリー密度が高いからです。

 

コンパクトさを重視される方は三元系の方が便利ですが、安全性を考えるとリン酸鉄系の方がおすすめです

 

今後買い換えるならリン酸鉄イオンバッテリー採用のものを!

今後買い換えるならリン酸鉄イオンバッテリー採用のものを!

今後買い換えるならリン酸鉄イオンバッテリー採用のものを!

今後ポータブル電源を購入される方や買い換える場合は、三元系よりもリン酸鉄系をおすすめします!

 

メーカーもリン酸鉄系に変えてきているので、あえて三元系を選ばなくてもいいのではないでしょうか。

 

とはいえ、リン酸鉄系でもあまりよくないメーカーもあります。

 

消費者の事を考えずに利益だけ得ようと安全面も考慮していないケースです。

 

購入される場合は保証のついている正規店や大手メーカーがやはり安心であり、いざという時も相談にのってもらえますよ!

 

 

こちらの大手メーカーのリン酸鉄リチウムバッテリー採用のものがおすすめです。

 

これからポータブル電源の購入を検討される方は、リン酸鉄を採用しているかどうかもチェックしてくださいね

 

ジャクリからリン酸鉄採用のポータブル電源が登場!まとめ

ジャクリから初となるリン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用のポータブル電源が登場しましたね。

 

2000Plusのポイント

  • 4,000回サイクルの超長寿命、10年以上使える
  • Step Charge急速充電で、2Hでフル充電できる(1000Plusは1.7H)
  • Jackery専用アプリで、デバイス状態の確認やリモートコントロールことができる
  • キャスター付きで移動も便利

 

今後さらにリン酸鉄を採用したポータブル電源が増えてくるでしょう。

 

キャンプや車中泊、災害時のためにも安心安全なものを選びたいですね
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れっか

キャンプ歴4年目のれっかです。おすすめのキャンプ用品やレビュー、災害時にも役立つポータブル電源の詳しい情報も発信しています! ファミキャンも好きですが、バイクで行くソロキャンで独り時間も楽しんでいます♪

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