アウトドアや停電や災害時に役立つポータブル電源。
近年、様々なメーカーからポータブル電源が販売されており、正直どのメーカーから購入すればいいのか迷いますよね。
そんな中、アウトドアブームで大人気となったLEDランタンを販売されたメーカー『GoaLZero(ゴールゼロ)』のポータブル電源も注目されています。
そこで、ゴールゼロのポータブル電源はおすすめなのでしょうか?
ゴールゼロのポータブル電源の特徴やデメリット、種類を詳しく解説します。
GoalZero(ゴールゼロ)はどこの国?どんなメーカー?
キャンプブームで一時期店頭から消え、取り合いになるほどの大人気商品USB充電式LEDランタン。
ゴールゼロと言ったらLEDランタンと思い浮かべる方も多いですよね。
しかし、ゴールゼロはポータブル電源も販売しているのです。
そんなゴールゼロですが、どこの国のメーカーなのでしょうか?
Goal Zero(ゴールゼロ)社は、企業家のRobert Workman氏が自身の事業で成功を収めた後に、アフリカのコンゴでNPOとして活動した際に住民が電気のない生活をしている所を目の当たりにし、電気を使えない貧困層をなくすことを理念として、2008年に米国ユタ州で設立されました
なんとも素敵な理念ですね!
アメリカ発祥のゴールゼロ社は理念を元に以下のものを取り扱っています。
取り扱い商品
LEDランタンやポータブル電源、モバイルバッテリーやソーラーパネル
日本では、株式会社アスクが国内正規代理店となっています。
日本語でしっかりと対応してくれるのが安心ですよね。
では、ゴールゼロのポータブル電源はどのような特徴があるのでしょうか?
ゴールゼロのポータブル電源の特徴とは
出典:株式会社アスク
様々なメーカーから、ポータブル電源が販売されていますが、ゴールゼロのポータブル電源はどのような特徴があるのでしょうか。
ゴールゼロは、環境にやさしく、品質やデザイン、使いやすさにこだわっており、高性能かつポータブルで拡張性が高いソーラー発電システムを開発しています。
また、創業者は 発電機メーカーのリーダー的存在である、ロバート・ワークマンです。
世界中で人道支援に携わっているロバート・ワークマンさんですが、ベアボーンズはもともとテントからスタートしています。
骨組みが非常に丈夫で数年張りっぱなしでも大丈夫なほどの耐久性を誇っており、ネパールやアフリカの被災地など、世界各地に送り届けてきました。
そんな素晴らしい創立者のゴールゼロの最大の特徴は、圧倒的な技術や開発力です。
圧倒的な技術と開発力
ポータブル電源や、スマートフォン、ノートパソコンや電気自動車などに使用されているバッテリー。
かつては鉛でしたが、近年はリチウムイオン電池が主流となっています。
ゴールゼロは鉛の時代からの技術や蓄積があるため、他社に先んじた製品開発が可能なのです。
また、ゴールゼロのポータブル電源は、見た目もゴールゼロらしいデザインで、ゴールゼロ社のソーラーパネルに対応しているので、効率良く充電が行えるのが特徴です。
ソーラーパネルから効率よく充電可能!大きさも選べる
最先端の技術と安全性を重視した設計のゴールゼロ。
ソーラーパネルで充電し、そのエネルギーを電力に変換し蓄電するためのポータブル電源。
大きさも選べるので用途に合わせて容量を決めれるのも大きなポイントです!
ゴールゼロのソーラーパネルの種類
- ラージサイズ(L):100W~300W出力のタイプ
- ミドルサイズ(M):50W~100W出力のタイプ
- スモールサイズ(S):5W~20W出力のタイプ
世界中で使用され、認められている
ゴールゼロ社の理念でもある、電気を使えない貧困層をなくすことから、大規模災害が発生した時にも防災製品として世界中で活躍されています。
実際に、国連の物資調達機関であるUNGM(United Nations Global Marketplace)、RED Cross (赤十字社)、 大規模災害が発生した場合の支援 を行う機関である FEMA といった、 様々な分野のトップ団体から承認されています。
また、近年人気急上昇したUSB充電式LEDランタンも、コンパクトなのに十分な明るさを保つことで、世界中でも注目されていますよ。
関連記事:ゴールゼロのランタンの使い方とは?なぜこんなに人気?納得のワケとは
大容量のポータブル電源をお探しの方
ゴールゼロは、ポータブル電源の業界内最大の6,071Whという大容量のものが販売されています。
万が一の時に備えて、企業や自治体など団体の方にもおすすめです。
ポータブル電源は何ワット以上が目安?
ところで、ポータブル電源は容量によって本体の大きさや価格も変わってきます。
ポータブル電源は何ワットが目安なのでしょうか?
ポータブル電源の容量は『Wh(ワットアワー)』を目安に考えます。
Whは、1時間の消費電力です。
例えば、50Wの扇風機を5時間使用したい場合は250Wh以上のポータブル電源の容量のものを選ばなければいけません。
また、色々な条件によってロスが発生するので余裕のある容量のものを選びましょう。
ゴールゼロのポータブル電源はこんな方におすすめ!
ゴールゼロのポータブル電源は、どのような方におすすめなのでしょうか?
数あるポータブル電源の中でも、ゴールゼロはこのような方におすすめです。
世界で認められている実績のものをお探しの方
ゴールゼロのポータブル電源は日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、世界で認められている実績があります。
ライトやランタン、モバイルバッテリーなどゴールゼロがこれまでに培ってきた技術を活かした製品が多数取り揃えております。
ゴールゼロというメーカーが好き!という方にとってはポータブル電源もおすすめですよ。
大容量のポータブル電源をお探しの方(団体の方など)
ゴールゼロのポータブル電源は、大容量のものが多いです。
ですので、企業や自治体など団体の方にもおすすめです。
発電機よりも、安全に誰でも使いやすい設計となっていますので、いざという時もやくだちますよ!
ソーラーパネルとセットで使用をお考えの方
ゴールゼロはソーラーパネルにも力を入れています。
ゴールゼロのソーラーパネルは耐久性に優れており、パネルを立てやすい自動開脚機能となっています。
また、コンパクトに折りたたみ収納も可能なので持ち運びにも大変便利ですよ!
ゴールゼロのポータブル電源のデメリットとは
ゴールゼロのポータブル電源の特徴をお伝えしましたが、デメリットはあるのでしょうか?
最大のデメリットは、販売店舗や代理店が少ないことです。
販売店舗や代理店が少ない
ゴールゼロは代理店が少ないので、店頭に置いてある場合が少ないです。
ゴールゼロの商品自体は、こちらの店舗で扱っています。
現在(2023.9月)楽天やヤフーショッピングでは取り扱っていますが、Amazonではあまり取り扱っていないようです。
充電時間が長め
近年はEcoFlowやBLUETTIなどのメーカーの技術により、充電時間が短いものも増えてきました。
しかし、ゴールゼロの充電は、早くても半日くらいはかかってしまうので、充電速度の面でもデメリットとして挙げられます。
最速充電をご希望の方はEcoFlowが一番最速でおすすめです。
関連記事:エコフローのポータブル電源はおすすめ?メリット・デメリットや失敗しない選び方
寿命がそこまで長くない
ゴールゼロは三元系と呼ばれるリチウムイオン電池を使用しているため、ゴールゼロのどの商品のサイクル数も数百回となっています。
サイクル数とは
蓄電池が空の状態(0%)からフル充電(100%)を行い、空になるまで(0%)使用すると1サイクルとなりポータブル電源の寿命を表す数
長寿命のものも増えてきているので、よく使用される方はサイクル数が少なく感じるかもしれませんね。
値段が高い
ポータブル電源が発展され、かなりお手頃な価格のものも増えてきています。
ポータブル電源は容量に比例して、価格も上昇されますが、他のメーカーのものと比較しても高めな印象です。
ゴールゼロならではの特殊な技術を活かした製品なので、価格も相当なのですが、とにかく価格は抑えたいという方はあまりお勧めできません。
キャンプで使用する方でコンパクトで持ち運びやすいものをお探しの方はこちらの記事が参考になります。
関連記事:キャンプで活躍するポータブル電源の失敗しない選び方やおすすめを徹底解説
ゴールゼロのポータブル電源の種類をご紹介!
ゴールゼロのポータブル電源の種類をご紹介します。
容量が異なるので、使用する用途や使用する充電回数によって選べるのが嬉しいですね!
Yeti 200X (120V) Power Station
まずは一番小さい容量のものです。
小型サイズながら AC コンセント搭載でデジタルカメラやドローンの充電にも役立ちます。
場所をあまりとられず、ちょっとした充電をしたい方におすすめです。
充電回数の目安
- ノートPC:約4回
- スマートフォン:約20回
- タブレット:約5回
バッテリーの種類 | リチウムイオン電池(NMC) |
バッテリー容量 | 約187Wh(14.4V、13Ah) |
耐用回数の目安 | 500回(80%充電時) |
本体重量 | 約2.27kg |
本体サイズ | 約200×130×130mm |
推奨使用温度域 | 0~40℃ |
充電時間の目安 | ACアダプタ 約4時間 |
\ちょっとした充電をしたい方向け/
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Yeti 500X (120V) Power Station
187Whでは足りない!という方はこちらがおすすめです。
充電回数の目安
- ノートPC:約8回
- スマートフォン:約40回
- タブレット:約10回
300W以下のものなら、家電製品も使用できますよ!
急速充電に対応したデバイスであれば充電時間を大幅に短縮することができます。
持ち運びに便利な取っ手がついているので、移動も楽々です。
バッテリーの種類 | リチウムイオン電池(NMC) |
バッテリー容量 | 約187Wh(14.4V、13Ah) |
耐用回数の目安 | 500回(80%充電時) |
本体重量 | 約5.85kg |
本体サイズ | 約190.5×285.8×147.3mm |
推奨使用温度域 | 0~40℃ |
充電時間の目安 | ACアダプタ(60W) 約8.5時間 |
\300W以下なら家電製品も使える!/
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Yeti 1000X (120V) Power Station
こちらはYeti 500X (120V)の倍くらいの容量であり、複数台のスマートフォンを充電しながら、同時にポータブル冷蔵庫を稼働させることなども可能です。
1500Wのものまで対応できるのも特徴です!
これくらいの容量なら、災害時でも安心して使用できますね!
充電回数の目安
- ノートPC:約20回
- スマートフォン:約82回
- タブレット:約33回
バッテリーの種類 | リチウムイオン電池(NMC) |
バッテリー容量 | 約983Wh(10.8V、91Ah) |
耐用回数の目安 | 500回(80%充電時) |
本体重量 | 約14.37kg |
本体サイズ | 約387.4×259.8×250.4mm |
推奨使用温度域 | 0~40℃ |
充電時間の目安 | ACアダプタ(230W) 約4.5時間 |
\安心の大容量で様々な家電製品も使える!/
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Yeti 1500X (120V) Power Station
こちらのYeti 1500X (120V)は、一般社団法人防災安全協会推奨品となっています。
多くの電力を必要とする際に活躍する大容量モデルで、2,000Wまで対応しており、60インチ4Kテレビや大型冷蔵庫、電気毛布、電動工具などあらゆる家電製品が使用できます。
防災時にもかなり活躍しますね。
専用アプリ「Goal Zero Yeti」によるリモート制御にも対応しているので、いつでもバッテリー残量の確認などができます。
充電回数の目安
- ノートPC:約31回
- スマートフォン:約127回
- タブレット:約51回
バッテリーの種類 | リチウムイオン電池(NMC) |
バッテリー容量 | 約1,516Wh(10.8V、140.4Ah) |
耐用回数の目安 | 500回(80%充電時) |
本体重量 | 約20.7kg |
本体サイズ | 約387.4×259.8×263.4mm |
推奨使用温度域 | 0~40℃ |
充電時間の目安 | ACアダプタ(120W) 約14時間 |
\2000Wまで可能!大容量で安心サイズ!/
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Yeti 3000X (120V) Power Station
電池容量3,032Whのリチウムイオン電池を搭載した、かなり大容量のポータブル電源です。
こちらも、専用アプリによるリモート制御に対応しており、持ち運びやすいようにキャリアカートが付属されています。
これなら、何日かの停電でも防寒具や調理器具も十分に使用することが可能ですね!
充電回数の目安
- ノートPC:約61回
- スマートフォン:約253回
- タブレット:約101回
バッテリーの種類 | リチウムイオン電池(NMC) |
バッテリー容量 | 約3,032Wh(10.8V、280.8Ah) |
耐用回数の目安 | 500回(80%充電時) |
本体重量 | 約31.65kg |
本体サイズ | 約387.4×259.8×345.4mm |
推奨使用温度域 | 0~40℃ |
充電時間の目安 | ACアダプタ(230W) 約14時間 |
\大容量で災害時でもかなり役立つ!/
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Yeti 6000X (120V) Power Station
大容量6,071Whリチウムイオン電池を搭載しています。
かなりの容量ですね!
持ち運びに便利なキャリーカートが付属され、専用アプリで管理もバッチリできます。
これなら、長期にかけての停電や、団体の方でも安心して利用できますね!
充電回数の目安
- ノートPC:約61回
- スマートフォン:約253回
- タブレット:約101回
バッテリーの種類 | リチウムイオン電池(NMC) |
バッテリー容量 | 約6,071Wh(10.9V、556Ah) |
耐用回数の目安 | 500回(80%充電時) |
本体重量 | 約48.1kg |
本体サイズ | 約389×257×432mm |
推奨使用温度域 | 0~40℃ |
充電時間の目安 | ACアダプタ 約12時間 |
\業界最大容量!複数人で備えるためにも!/
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まとめ
電気を使えない貧困層をなくすことを理念として、2008年に米国ユタ州で設立されたGoalZero(ゴールゼロ)
ゴールゼロの特徴
- 圧倒的な技術と開発力、
- ソーラーパネルから効率よく充電可能!大きさも選べる
- 世界中で使用され、認められている
- 大容量のポータブル電源をお探しの方
信用力はかなり高いですね!
✅世界で認められている実績のものをお探しの方
✅大容量のポータブル電源をお探しの方(団体の方など)
✅ソーラーパネルとセットで使用をお考えの方
6000Wh以上の大容量は、ゴールゼロだからこそですね。
万が一の災害時のために、個人だけではなく団体の方におすすめです。